パイソンを学ぶために整備しておく環境について記録を残します。
目次
DesktopでPythonを使う
ここではキノコードさんのYouTube動画に従って設定し、後日振り返る際のポイントだけ記します。これが無料ってスゴい。
【Python超入門コース】03.環境構築 for Windows|プログラミングをする準備をしよう!【プログラミング初心者向け入門講座】
キノコード / プログラミング学習動画のYouTuber
自分のパソコンでPythonを使えるように環境構築します。そのために行うことは次の3つです。
- anacondaをインストールする
- Visual Studio Code(VS Code)をインストールする
- VS CodeにPython拡張機能を追加する
使用しているパソコンのOSはWin10なので、今回はここに作っていきます。順番に見ていきます。
anacondaをインストールする
anacondaはPythonのディストリビューションです。ディストリビューションとはOSやプログラミング言語において、大本から枝分かれして現れた「バージョン違いのもの」を表します。つまり一口にPythonと言ってもいくつかの種類があり、anacondaはそのうちの1つとなります。
anacondaには充実したライブラリがあり、それがメリットです。ライブラリとは、他の人が以前に作成して、それを誰でも利用できるように無償で解放してくれているプログラム群のことです。
https://www.anaconda.com/distribution/
Pythonには2系と3系があり、新しい方の3系をダウンロードします。
Pathの設定
「システム環境変数の編集」をWindowsの検索欄で検索し、システムのプロパティが出てきたら、詳細設定タブにある「環境変数」をクリックします。
そこに出てくるシステム環境変数内の「Path」を選択して新規をクリックし、anacondaがインストールされたフォルダを参照から選んで入力します。
Visual Studio Code(VS Code)をインストールする
VS Codeはマイクロソフトが開発したソースコードエディタ(コードエディタ)です。
ソースコードエディタとは、プログラマがプログラムのソースコードを編集することを目的として設計されたテキストエディタプログラムである。独立したアプリケーションの場合と、統合開発環境 (IDE) に組み込まれている場合がある。
出典:Wikipeia「ソースコードエディタ」
VS Codeでは様々な機能を統合して管理でき、なおかつ拡張機能も充実しています。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/
Python拡張機能を追加する
起動したVS Codeの拡張機能でPythonと検索してからインストールをクリックします。
Pathの設定
VS Codeのメニューバーで「ファイル」をクリックしてプルダウンしたメニューから「ユーザー設定」>「設定」の順に選択します。「設定の検索」欄に「python.pythonpath」を入力し、「python.exe)」のあるanacondaフォルダを入力します。
VSCodeを再起動すると、設定が完了します。
web上で使う
自分のデスクトップ環境にPythonをインストールせず、web上のサービスを利用してPythonを使うこともできます。今回はgooglecolaboratoryを利用します。
Colaboratory とは
Colaboratory(略称: Colab)は、ブラウザから Python を記述、実行できるグーグルのサービスであり、次の3つの特長を謳っています。
- 環境構築が不要
- GPU への無料アクセス
- 簡単に共有
https://colab.research.google.com/notebooks/welcome.ipynb?hl=ja